[原创]中国书法竞赛规则（国际通用）（日文版）（第一部分）

郭燕平

[watermark][原创]中国书法竞赛规则（国际通用）（日文版）（第一部分）
中国書道コンテスト規則
（英日韓版は中国語版に準ずる）
2002年8月19日









北京九天星文化伝播発展有限公司
BEIJING JIUTIANXING COMPANY FOR DEVELOPMENT AND PROMOTION OF CULTURE

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中国書道コンテスト規則
（英日韓版は中国語版に準ずる）
2002年8月
作成者　郭燕平
改訂者　郭燕平　　陸　強　　楊国慶
張　卓　　趙暁竹　　厳励行
目次　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ページ
第一章 総則 ……………………………………………………………… 2
第二章 コンテスト項目 ………………………………………………… 3
第三章 選手 ……………………………………………………………… 6
第四章 裁判 ……………………………………………………………… 7
第五章 補助員……………………………………………………………… 8
第六章 判定基準、得点記録、累計得点………………………………… 8
第七章 規則違反、ペナルティ…………………………………………… 11
第八章 コンテスト制度 ………………………………………………… 12
第九章 グランド、設備、服装 ………………………………………… 13
第十章 付則 ……………………………………………………………… 14

中国書道コンテスト規則
主文
第一章　総則
第1条　中国書道コンテスト
　　　　中国書道コンテストとは、専門的かつオリジナリティを持つ標準コンテスト規則と規約を備えた中国書道コンテスト・システムのことで、「等条件、現場式」を主とし、「非等条件、現場式」を補助とする方法でで行われる。
　　　　所謂「等条件」とは、書道選手がおかれるコンテストの諸条件の差を最小限に抑えることで、「現場式」とは、観客が直接にまたは間接に書道選手の試合全過程を観戦できることを指す。以上の二つを合わせて即ち「等条件、現場式」である。所謂「非等条件」とは、書道選手自身を除いた諸条件間の差を考慮に入れないことで、　所謂「非現場式」とは、観客が直接または間接にメディアを通して選手の試合全過程を観戦できないことを言う。以上の二つを合わせて即ち「非等条件、現場式」である。当規則において、特に説明がない限り、「等条件、現場式」のコンテストを指す。
第2条　当規則作成の目的及び意義
1. 書道臨写芸術の独立性と芸術的価値を認め、書道臨写芸術のコンテストにおける地位を向上させる。
2. 伝統的書道芸術を表現し、演繹する上で、新たな実践で書道芸術を進歩させ、より輝かしい発展を遂げさせる。
3. 選手に伝統を理解し、伝統を展示するための時間と空間を十分に与え、観客に伝統を理解し、伝統を楽しむ機会を与える。
4. 書道コンテストの範囲及び社会的影響を広げ、一般民衆の参加を促す。それによって、書道芸術（書道コンテスト）をより多様的、よりファッション的方向へ導き、書道芸術のパフォーマンス効果を向上させる。
第3条　当規則作成の基本的原則
1. 法律を守り、礼を重んじ、健康的で、時代と共に進み、客観かつ公平で、人の心を喜ばせること。
2. 競技として行い、そのパフォーマンス的要素、鑑賞性、時代性を際立てること。
3. コンテストの規則は、伝統を継承し、革新を促進させること。
4. 客観、公平、真実かつ正確に選手の水準を反映し、書道作品の誕生過程を記録してその美を観客に鑑賞していただくこと。
5. 比較可能性を強化し、判定における主観的要素を減少すること。
6. コンテストが順調に運ばれること。
第4条　当規則の適用範囲
　　　　当規則は、「等条件現場式」を主とし、「非等条件現場式」を補助とした各種の書道コンテストに適用する。
第二章　コンテスト項目
第5条　コンテスト主体
　　　　コンテスト主体とは、書道コンテスト参加選手のことを指し、個人、チームとグループに分ける。
第６条　コンテストの字体
　　　　中国書道コンテストは、篆書、隷書、楷書、行書、草書、狂草書の６つを基本的コンテスト字体とする。コンテスト字体はまた単字体と多字体に分ける。
　　　　1.単字体は、篆書、隷書、楷書、行書、草書、狂草書のいずれを指す。
　　　　2.多字体は、以上のいかなる2種類または2種類以上の単字体の組み合わせを指す。
第7条　コンテスト道具
　　　　中国書道コンテストの道具は、筆と彫刻刀の二つに分ける。その内、筆を軟質筆と硬質筆の二つに分ける。
第8条　コンテスト方法
　　　　中国書道コンテストは臨写、実演、創作を主要方法とする。
一.臨写：当規則では、選手がコンテスト運営委員会が指定した拓本手本に臨写するコンテストを指す。
二.実演：当規則では、選手が運営委員会の事前に配布した規定内容に従い、指定した優秀な書道作品の書風を基準に新たに書風が同じで、内容の異なった書道作品を書すコンテストを指す。
三.創作：当規則では、創作コンテストは「等条件現場式」コンテストと「非条件現場式」コンテスト2種類に分けられる。「等条件現場式」コンテストは、さらに運営委員会指定内容コンテストと非運営委員会指定内容コンテストに分ける。
1.当規則で、運営委員会指定内容とは、選手が選手が運営委員会の事前に指定した内容及び字体に従って、中国書道の伝統的技法で創造的に書道作品を完成するコンテストを指す。
2.当規則で、非運営委員会指定内容とは、競合選手または競合チームが各自の選んだ内容を利用し、ホームグランド、アウェイグランドの順でコンテストを行う規則を言い、ホームグランドは抽選で決める。当規則は、創作類コンテストにしか適用しない。非運営委員会指定内容コンテストは、以下の2種類がある。一つは、第三者が選んだ内容を利用して創作することで、もう一つは、各自の選んだ内容を利用して創作することである。
（1）「第三者が選んだ内容を利用して創作する」とは、競合選手またはチームが第三者によって決められ、運営委員会によって批准される内容を、運営委員会が指定した字体で、ホームグランド、アウェイグランドの順で、中国伝統的技法を活用して書道作品を完成することを言う。
（2）「各自の選んだ内容を利用して創作する」とは、競合選手またはチーム自身によって決められ、運営委員会によって批准される内容を、運営委員会が指定した字体で、ホームグランド、アウェイグランドの順で、中国伝統的技法を活用して書道作品を完成することを言う。
3．当規則で、「非等条件現場式」実演コンテストとは、選手が「等条件現場式」コンテストに使用ことのない作品を裁判からなる裁判団によって判定されるコンテストのことを言う。
第9条　コンテスト項目と分類
　　　　コンテスト項目は、コンテスト主体、コンテスト字体、コンテスト道具とコンテスト方法からなり、臨写、実演、創作といった3種類及び単一項目コンテストと複数項目コンテストに分ける。
1. 臨写類。
2. 実演類。
3. 創作類。
4. 単一項目。
5. 複数項目。
6. 単一項目と複数項目はそれぞれ個人項目とグループ項目に分ける。
7. 非運営委員会指定コンテストは例外とする。
第10条　臨写類コンテストにおける臨写内容、臨写規格、臨写姿勢
1. 臨写内容としては、主に拓本手本で、運営委員会が「等条件」原則で決める。
2. 臨写規格（字体の大小長短）は、運営委員会が決める。選手は規定に従って、字体の大小及び構図と仕組みを合理的に決めなくてはならない。
3. 臨写姿勢は、座り姿勢と立ち姿勢に分ける。コンテストでは立ち姿勢を主とし、座り姿勢を補助とする。同じグランドにおける選手の姿勢は一致しなくてはならない。
第11条　実演類コンテストにおける模写手本、内容、規格、姿勢
1. 優秀な書道作品を模写手本とする。書道コンテスト運営委員会が「等条件」原則によって決める。
2. 内容は事前に規定したものとする。書道コンテスト運営委員会が「等条件」原則によって内容を決める。
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